クルミパンから、世界に想いを。。。
先日お財布持たず、1000円を握りしめ、近所のコンビニへ。
細かく計算しながら買い物することが苦手なタイプの私は、いつものようにだいたいの感じでいくつかの品物を抱えレジに。レジには中近東系のバイトのお兄さん。レジ打ちの途中で1000円をほんの少しオーバーしていることが発覚。
『ちょっと足りないね~』と上手な日本語。
私の選んだいくつかの品物の中で、あんぱんとクルミパン、どちらかを諦めれば大丈夫だと仰るのです。彼の積極的なリードに、私はその時食べたかったあんぱんを選び、差し出す。
その途端、
『いや、、こっちの方が美味しいからね』と
あんぱんを端に寄せ、勝手にクルミパンをレジ袋に入れたのでした。
人間ってどんなにたわいなくても日常ありえないことが起きると瞬間動揺してしまう生き物。
そうか、、あんぱんよりクルミパンの方が美味しいのか、、、、、? え?
誰が? 私が? あなたが? なぜ決める?
あなた誰?私の家族?一緒に帰るんだっけ、、いや、違うよね。。。? このパン誰の?
秒速でいくもの想いが駆け巡ります。
何一つ迷いのない澄んだ眼差しでこちらに差し出されたレジ袋。スキのないキッパリとしたお兄さんのアクションに、モヤモヤしながらもちょっと面白くなってしまい、曖昧な笑顔のまま店を出たのでした。
道道考えるに。。。
なぜあんなにきっぱりとあんぱんを外したのか、、、食べてみて不味い! と思っにちがいない。。
彼の国にはあんぱんというものが無く、国民的に受け入れられない味なのかもしれない。。
だとしても。。。他国でなぜ客の買うものにあんなに自分の好みをぶち込めるのか、、
人との距離感、強引な人懐っこさ。あのお国の人の国民性?いやいや、昔の日本人だってご近所みんな家族って時代もたしか有ったよね。。
あんぱんにおける考察はどこまでも続きます。
発想変えて、他国であれだけのびのび意見出来るのって、、まあまあ(笑)チャーミング。
とんでもなく常識が違う国がギューギューに並んでるのがこの地球だもの。
いちいち怒らないで面白がってしまうことが世界平和の一歩なのかもしれない、、、
中近東のお兄さんのクルミパン事件から、世界に想いを馳せた土曜日だったのでした。